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今回、アメリカのBain & CompanyやイギリスのStandard Chartered Bankなどが行った調査によると,東南アジア6カ国 (シンガポール, タイ, マレーシア, フィリピン, インドネシア, ベトナム)の中で、ベトナムのバイクの利用率が96%を記録しました。
残りの4%は車でしたが、まだまだ車の普及率は低い様です。
バイクの多いイメージがある東南アジアは、最近変化しつつあります。特に, マレーシアとシンガポールは少しずつ車の利用が増えていきました。
インドネシアではバイクの普及率は88%, タイは69%, フィリピンは63%でした。
しかし、タイ, マレーシア, フィリピン, インドネシアでは、毎年7.5%ほどバイクの売り上げが減ってきていると東南アジア自動車工業会 (the Association of Southeast Asian Automobile Manufacturers Association) が報告しています。
一方、シンガポールは少しバイクの普及率が増加傾向にあり、8.5%の約3000台が売れました。その要因として、シンガポールの車にかかる税金の高さやシンガポールの政府の政策などが原因と考えられています。
ベトナムでの主に利用されているバイク会社は, Honda Vietnam, Piaggio Vietnam, Suzuki Vietnam, SYM Vietnam, and Yamaha Motor Vietnamになっています。
ですが近年、電動バイクの普及が増加傾向にあります。その理由は環境に配慮した低排出量車両への移行が進められており、政府もこの転換を支援しています。なので、これからベトナムでのバイク文化の変化が見れるかもしれません。
ちなみに、日本のバイク普及率は約43%でした。これは23人に1人が保有している計算になります。
